Respect! THEE MICHELLE GUN ELEPHANT!



好きなバンドが解散する。
それによる大きなショックを今まであまり感じたことはあまりない。
いや、好きなバンドが解散をすること自体、あまり経験をしたことがないのが正しいか。
まずはそこに感謝をしなくれはならないのだが・・・
この、ミッシェル・ガン・エレファントが解散を発表をした当時も、
私は落ち込まなかった。

J-popを好んで聴いていた私がROCKに目覚めてしまった曲が
ラジオから流れてきたミッシェルの「Candy House 」だった。
ダビングしたカセットテープが擦り切れるんじゃないなってくらい、よく聴いていた。
田舎の高校に通う私にとって、彼らは手の届かない遠い存在だった

ミッシェルの全てがかっこよかった。
歌詞も、曲も、黒づくめのモッズスーツも全部。
彼らの会話から良く出てきた「下北沢」に憧れた。

初めてライブに行ったとき、
案の定もみくちゃになり、
買ったばかりのスニーカーのひもが引きちぎれてしまったのだか、
全く気にならなかった。
その日、まるで雷が落ちたような衝撃を受け、以来、ミッシェル最高!
と周りに言い張って生きてきた。

ラストアルバムを聴いた時、今までとはどこか違うな。という違和感があった。
確かにかっこいい作品だったけど
バンドが終わる寂しさようなものしか感じられなかった。
その頃ちょうど大学を卒業し、新社会人になり、
自分の事で精一杯で、少しづつ音楽から離れていってしまっていた時期だった。
このラストライブには行かなかった。

これが大きな後悔に変わったのは、
ギターアベさんの訃報を聞いたときだ。
職場を抜け出して、トイレで泣いたことを覚えている。

本当に本当に終わってしまったのだと、そこで改めて実感した。

今、「この世界の終わり」を観ると
様々な気持ちが交差する。
一つの歴史的に残るロックバンドの終わり。
アベフトシへのリスペクト。
しかし、悲しみだけが存在しているステージには見えない・・・
どこか爽快な気持ちが心に残った。
きっと、ミッシェル・ガン・エレファントはバンドとして完成されてしまったのだ。
だから幕を下ろしたのだろう。

初めて彼らの音を出合い、10年以上の月日が経つ。
この映像を観るたびに、
再び、ロックバンドの姿とはこうあるべきなんだということを見せつけられ、
あの頃と変わらない衝動を今でも感じさせてくれる。

ミッシェルの鼓動は止まっていない。
ずっとずっと確実に生き続けいてる
永久不滅のロックンロールバンドなのだ。

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by musicorin-nirock | 2014-06-14 09:05 | COLUMN

主にNICO Touches the Walls について書いておりますが、他にはGRAPEVINE と the HIATUS が好きです。記事の無断転載、引用はご遠慮ください。


by タナイユウ
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