2014年 10月 31日 ( 1 )

FOLLOW THE DREAM / OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUND



OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUND(以下OAU)を知るきっかけが、当時「ビスコ」のCMで流れていた“夢の跡”。繊細なギターの音色が生み出す美しくも儚い音世界に胸を打ち、この曲を演奏しているバンドについてと調べていたら「え?BRAHMAN?!」これには驚いた。パンク・ハードコアに詳しくない私でもBRAHMANの白熱のパフォーマンスは知っているくらい、彼らはその代表格的な存在だ。だから、どう考えてもアコースティックと結びつかない。私には、この曲を演奏している彼らの姿が全く想像が付かなかったのだ。

しかし、OAUは今年でバンド結成10年を迎えている。9月にリリースされた5年振りのニューアルバム『FOLLOW THE DREAM』は、ケルト音楽の要素にジャパニーズを織り交ぜ、躍動感漂うアコースティック・サウンドが目一杯奏でられたアルバムだ。それは、心に明かりをくべるような優しさと今を生き抜く野心に溢れ、俗に言うアコースティック・サウンドとは一味も二味も違う。生々しい生き様が刻み込まれた高品質なサウンドが味わえる。

メンバー各々30代、40代を迎え、歳を重ねて行くことで失うものはもちろんあるが、自らが歩んできた人生の重みを鳴らすことが、フォーク・ブルースの魅力。それをわかってはいたけれど、改めて心に強く響くその理由をひしひしと実感させられる。このアルバムには人生の深みが描かれ、そして歳と共に積み重ねられた渋さが魅力的だ。





そしてMARTIN(Vo&Violin)が作曲し、TOSHI-LOW(Vo&G)が作詞をした“朝焼けの歌”は、東北の復興支援活動を続けているTOSHI-LOW個人が、今、一番私達リスナーに伝えたい想いそのものだ。この曲が歌われることで、たくさんの人の胸に届くことが、また一歩「希望」に近づける。

熱い想いに揺さぶられ、そして、ごこか前向きな気持ちにもさせられた。
 



向かうべき先は、BRAHMANであってもOAUであっても同じなのだ。


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by musicorin-nirock | 2014-10-31 22:27 | MUSIC

主にNICO Touches the Walls について書いておりますが、他にはGRAPEVINE と the HIATUS が好きです。記事の無断転載、引用はご遠慮ください。


by タナイユウ
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