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FOLLOW THE DREAM / OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUND



OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUND(以下OAU)を知るきっかけが、当時「ビスコ」のCMで流れていた“夢の跡”。繊細なギターの音色が生み出す美しくも儚い音世界に胸を打ち、この曲を演奏しているバンドについてと調べていたら「え?BRAHMAN?!」これには驚いた。パンク・ハードコアに詳しくない私でもBRAHMANの白熱のパフォーマンスは知っているくらい、彼らはその代表格的な存在だ。だから、どう考えてもアコースティックと結びつかない。私には、この曲を演奏している彼らの姿が全く想像が付かなかったのだ。

しかし、OAUは今年でバンド結成10年を迎えている。9月にリリースされた5年振りのニューアルバム『FOLLOW THE DREAM』は、ケルト音楽の要素にジャパニーズを織り交ぜ、躍動感漂うアコースティック・サウンドが目一杯奏でられたアルバムだ。それは、心に明かりをくべるような優しさと今を生き抜く野心に溢れ、俗に言うアコースティック・サウンドとは一味も二味も違う。生々しい生き様が刻み込まれた高品質なサウンドが味わえる。

メンバー各々30代、40代を迎え、歳を重ねて行くことで失うものはもちろんあるが、自らが歩んできた人生の重みを鳴らすことが、フォーク・ブルースの魅力。それをわかってはいたけれど、改めて心に強く響くその理由をひしひしと実感させられる。このアルバムには人生の深みが描かれ、そして歳と共に積み重ねられた渋さが魅力的だ。





そしてMARTIN(Vo&Violin)が作曲し、TOSHI-LOW(Vo&G)が作詞をした“朝焼けの歌”は、東北の復興支援活動を続けているTOSHI-LOW個人が、今、一番私達リスナーに伝えたい想いそのものだ。この曲が歌われることで、たくさんの人の胸に届くことが、また一歩「希望」に近づける。

熱い想いに揺さぶられ、そして、ごこか前向きな気持ちにもさせられた。
 



向かうべき先は、BRAHMANであってもOAUであっても同じなのだ。


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by musicorin-nirock | 2014-10-31 22:27 | MUSIC

世界が終わる夜 / ACIDMAN




10月23日、Zepp Tokyoで行われた”ACIDMAN New Single 「世界が終わる夜」発売記念ワンマンライヴ“に足を運び、初披露された「世界が終わる夜」を聴いてきた。

穏やかな波のようにとても静かな始まりで、一歩一歩を踏みしめるように、ゆっくり丁寧に音を鳴らしていく。そして迎えたエンディングでは、身の毛もよだつくらいの最上級の盛り上がりを見せた。この日は、特別にレコーディングに参加した四家卯大ストリングスも加わり、3ピースのダイナミックなバンドサウンドと繊細な弦楽器が重なり生まれたハーモニーは、一概にエモーショナルという言葉で言い表すことを拒みたくなる程に想像以上の感動をオーディエンスにもたらし、熱気で噎せ返っていたライヴハウスに神が宿ったかのような、神聖な空気が充満していた。

ACIDMANは一貫して「死」をテーマとした作品をリリースし、そんな中で震災が起こり、大木伸夫(Vo&G)は死とどう向き合うべきか、どう表現していくべきか、を悩みに悩み、また表現者としての責任を感じていたのだと思う。しかし、自ら掲げたテーマについて様々な角度から見つめ直しその結果、彼が見つけたものは当たり前の日常であり<君は笑ってくれたね 僕はただそれが うれしくて/世界が終わる事なんて 些細なことさ >と歌えた。それは、広い世界から見たらとても小さな真実だが、誰もが共感できる大きな事実だ。

そして、この曲のプロモーションビデオのエンディングで大木が見せている涙は、彼自身もこの曲に救われていることを物語っているように感じる。


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by musicorin-nirock | 2014-10-27 18:35 | MUSIC

主にNICO Touches the Walls について書いておりますが、他にはGRAPEVINE と the HIATUS が好きです。記事の無断転載、引用はご遠慮ください。


by タナイユウ
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