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“ Howdy!! We are ACO Touches the Walls ” / NICO Touches the Walls

2月3日。

2月4日の発売日の前日に当たるフラゲ日。いつものように渋谷にあるタワーレコードまで『Howdy!! We are ACO Touches the Walls』を買いに走った。無事に購入後、帰路に着き、色々とやることを済ませていたら、既に深夜近い時間。明日も仕事で早朝に起きなければならなかったが、せっかくなので、コンポの電源を入れた。


しかし、一度アルバム全曲聴き終えると私の頭に「?」が浮かぶ。いつものような衝撃がない。良くも悪くもサラリと聴ける。発売前に行われた先行視聴の時の、思わず胸が詰まってしまったような、感動が沸き起こらなかった。「こんなはずないだろう」と、それでもう一度聴いた。そして、はっきり答えが出てしまった。「正直、お腹いっぱいだ」。もう十二分にNICO Touches the Walls(以下NICO)の魅力をわかっているし、何よりこのアルバム収録曲が、彼らの代表的なシングル曲が8曲に、アルバム収録曲が1曲、そして書き下ろしの新曲1曲という内容であることが、不服だった。昨年2月にベスト盤をリリースしているのに。「なぜ、ここまでして過去の作品に拘り続けるのだろう?もう、十分証明したじゃない?」という歯痒さを感じてしまっていた。NICOの2014年を振り返ってみると、自身のキャリアを総ざらいするようなライヴを年中繰り広げ、無事、日本武道館公演のリベンジを遂げた。多彩な楽曲を生み出し、抜群の演奏力を持つバンドであることを、確実に証明し、彼ら自身も自分達を受け入れることができた。バンド結成10年目に相応しく、華やかかつ濃厚で濃密な一年間を過ごせたはずだろう。私自身も、2013年の1125(イイニコ)の日ライヴで、二度目の日本武道館公演のリベンジ宣言を受けて以来、彼らのリベンジを果たす姿を見届ける為に必死であった。これまであまり見せてこなかった剥き出しの姿に涙を零し、時に励まされた一年。彼らとの距離もぐっと近づき、最高のロックバンドであることを全身で体感してきたからだ。


それでも、しぶとく私はこのアルバムと向き合った。そして、少し時間がかかってしまったが、しばらく聴いていくうちに、このアルバムをリリースする必要性は100%あることを確信した。


元々はCD特典で付けていた、アコースティック・セッションを映像化したDVD『アコタッチと呼んでみて☆』を一つの形にしようというとコンセプトだったらしいが、目的はそれだけではないと思う。アコースティックとなれば、歌唱力、演奏技術、曲の持つ力そのものの全てがお見通しであり、言うまでもなく「実力」が試される。しかし、彼らは敢えてそのスタイルを貫き、持ち前のアレンジ力で、オリジナルとは違う新たな世界を構築させている。楽曲のクオリティの高さはさることながら、1人1人のプレイヤーとしての演奏技術も申し分なく、一発録りで挑んだことから伝わるスタジオの臨場感は、一度彼らのライヴに行ってみたいと思わざるを得ないほどに生々しい。また、デビュー当時から「ロック・バンドとはこうであるべき」と高い理想を持っていたNICO。理想と現実の狭間でもがき苦しみながらも、着実に身につけた自信と、強いバンドの結束力が培われていくうちに、若くして背負っていた様々なモノから解放されて行ったのだろう。切磋琢磨の10年間を経て、常に笑い声が絶えないような空気を纏う、今の彼らの姿を見ていると、やはりアコースティックが一番似合う。

今年でNICOは結成11年目を迎え、昨年武道館で約束したとおり、彼らは次なるリベンジを控えている。その為にはやはり、今までNICO Touches the WallsのCDを手に取ったことのない人達が手に取り、聴いてもらわないと意味が無い。アニメ主題歌やCMタイアップを勝ち取り、お茶の間を賑わした一面もあるからこそ、バンドの本質を見せなければならない。若手から中堅バンドへとステップアップしたことで、リスナーのバンドのとらえ方も変わるだろうし、求められるものも変わってくる。だからこそ、アコースティックという「難」な手段を選び、キャリア総括するような曲目を見直す。そして、初のビルボードのステージに立つことで、今の自分達を試そうとしているのだ。


今回の一件で、私は改めて彼らのポテンシャルの高さに脱帽し「お腹いっぱい」と思ってしまった自分が完敗したことを実感した。そして、初めてアルバム収録曲を1曲づつレビューする事を試みることにした。至らぬ部分もあると思うが、今までNICOの生み出してきた楽曲の良さを、やはり、たくさんの人に知ってほしい。また、アコースティックと聞けばどこか保守的なイメージがあるが、それとは逆に更に進化させてしまった姿を、是非体感してみて欲しい。そして、これは私の勝手な予測だが、今年彼らはアルバムをもう一枚出すのではないかと思う。ロックバンドとしてのプライドを賭けて。リスナーの胸ぐらをガッ掴む勢いで。堂々と、笑顔で差し出してくるはずだ。その時、彼らに一番似合うステージは、一体どこなのだろう?今は、ただただ、NICOの2015年に期待が膨らむ一方だ。



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①口笛吹いて、こんにちは
このアルバムの為に書き下ろされた新曲。イントロのメンバーによる口笛といい、陽気なモータウンビートといい、聴いているだけでハッピーになれる曲。NICOの曲は、主人公が孤独と向き合い、答えを見つけ出すためにもがく姿を歌う作風の曲が多い。その主人公が光村龍哉(Vo&G)自身やバンドであると、ここ最近の楽曲からは読み取れたが、サビで<寂しがりな君がいる/もう大丈夫>と、聴き手に手を差し伸べ<君に会いに行く>と、恥かしげもなく歌えるようになった。これは正しくリスナーに対する素直な気持ちであり、何より結成11年目の「逞しさ」が強く感じられる。


②手をたたけ
某携帯電話会社のCMソングであり、NICOといえば“手をたたけ”というイメージを持っている方も多いだろう。しかし、2013年の『1125(イイニコ)の日ライヴ』では「“手をたたけ”ばかりやってられない(苦笑)」と光村が本音を漏らした場面もあった(実際に、この日のライヴでは演奏されなかった)。とは言え、ロック・フェスではもちろんワンマンライヴでも必ず披露され、最後のサビではオーディエンスとのシンガロングも生まれる。やはりこの曲は、彼らにとって永久不滅のロック・アンセム。ヴォーカル・ギター・ドラムというシンプルな編成でアレンジされ、ドラムの力強いリズムによって、アイロニーが込められた歌詞とキャッチ―なメロディぐっと引き立ち、曲本来のタフさにガツンとやられる。


③THE BUNGY
“手をたたけ”からメドレー形式で“THE BUNGY”へと流れる。元々アッパーなアレンジではあるが、テンポアップしたことでさらにアグレッシヴな姿に変貌。ガットギターに挑戦したという古村大介(G)の速弾きのイントロには完全にノックアウトされてしまい、間奏部分の4人のソロ回しも、息をする間もないほどに目まぐるしく、これは実際に演奏する4人の姿を是非見てみたい。途中のブルースハープでブルージーにとルーツロックの香りがプンプンするが、今のNICOの「勢い」そのものと言うべき、生々しくも潔い、カントリー・ロックン・ロール。


④天地ガエシ
昨年8月に控えた二度目の日本武道館公演に向けてのリベンジソング。オリジナル自体t、アイリッシュの要素を活かしたアコースティック・サウンドであり、このアルバムの道標になっていると考えられる。ライヴで演奏されると、彼らの望んだサークル・モッシュがサビで沸き起こり、大変盛り上がる曲。しかし、テンポを落とし、歌詞とメロディをしっかり聴かせる事で、剥き出しの想いがひしと伝わってくる。まるで、彼らのリベンジの裏舞台を垣間見ているような気分になる。


⑤夢1号
光村の夢の中で生まれたメロディを、実際にそのまま曲にしてしまった、というエピソードを持つこの曲。小刻みなドラムアレンジを始め、ジャジーなバンドアンサンブルが非常に心地良い。また光村がスウィングを意識したというヴォーカルや、柔らかなファルセット。メンバーの美しいコーラスワークが醸し出す色気には恍惚としてしまう。4人が年齢を重ねるごとに、当たり前だが曲も成長していく。これはNICOが魅せた成熟の一面。


⑥ホログラム
先日、この曲の発売時、彼らが表紙を飾った音楽雑誌『音楽と人』(2009年9月号)の記事を改めて読んだ。初めてのアニメ主題歌ということで、曲に自我を投影せず、いかにたくさんの人に受け入れてもらえるかに重きを置き、作られた曲である。因みにメンバーは当時24歳。この転機に全力投球する4人のインタビューが瑞々しく、夢やロマンを追い求めるバンドマンとして姿が印象的だった。よって、それまでの楽曲とは作風が明らかに違う。でも、だからこそ生まれたグッドメロディであり、胸を打つ言葉であることを、このアコースティック・アレンジがはっきりと証明している。<真っ白な景色にいま誘われて/僕は行くよ/まだ見ぬ世界へ>という当時の真っ直ぐな気持ちを、29歳の光村はどんな気持ちで歌っているのだろう?彼の声が優しく体の細部にまで染み渡り、繊細なギターアレンジも非常に凝っていて美しい。


⑦芽
2ndアルバム『オーロラ』の収録曲。昨年の1125の本編ラストに披露されたことが記憶に新しく、また光村一人の弾き語りのステージでも何度か歌われている。何よりも、この曲は歌詞の持つ力にグッとくる。自分に与えられた命と向き合い、今を一生懸命生きていく全ての人々への、普遍的なメッセージソング。年齢と共に様々な経験を重ねてた彼らが演奏することで、オリジナルにはない説得力が生まれた。名曲である。


⑧Diver
一発録りの臨場感が良く味わえる曲である。特に対馬祥太郎(Dr)のドラムに注目して頂きたい。ポイントは躍動感あるスネア。1回し目のAメロからBメロに入る時、また、最後のサビへと向かう時のダイナミックな抑揚が、曲に大きな表情を付けドラマティックな演出している。通常ならば、バンドサウンドで隠れがちになってしまいがちだが、アコースティックだからこそ味わえるライヴ感がある。間奏のブルースハープはギター古村が担当。普段とは違う楽器に挑戦したこともバンドを楽しんでいる証拠だろう。


⑨Broken Youth
昨年の武道館では堂々の1曲目を飾った。疾走感漂うドラムのイントロが鳴り響くと、瞬く間にホール一体を多幸感で包み込んでしまったのだが、緊張の瞬間を4人と共に味わったこの曲は、大仕事を終え「ほっ」と肩の力が抜けたような開放感に包まれている。ゆったりとしたカントリーテイストで、思わず体を揺らしながらサビを口ずさんでしまいたくなる。音楽サイト『ナタリー』 で行われた「初アコースティック盤発売記念!メンバー全曲解説」 では坂倉心悟(B)が「不思議なほど自分たちにしっくりくるんですよね、このアレンジ。」と話しており、納得。今年メンバー全員が30代に突入する事もあって、大人の“Broken Youth”と呼んでみようか。でも、まだまだやんちゃな自分達でいたい、と歌っているような気もするが(笑)。


⑩ニワカ雨ニモ負ケズ
こちらもガットギターを使ったギターのイントロが印象的。スパニッシュテイストにアレンジされ、跳ねる光村のヴォーカルがラップのようでもあり、キーの高いサビではしっかり聴かせ、持ち前の底力を発揮。そして間奏のギターの速弾きは光村も担当し、本場スペインにも負けない情熱的な名演が繰り広げられている。細部にまでこだわり抜かれ、おしゃれに決めたアレンジではあるが、安定した対馬&坂倉のビートからは、裏を強く感じられるのでノリ易さもバッチリ。


⑪バイシクル
ちょっと長めに。昨年、武道館のステージでもアコースティックバージョンで披露され、大きな感動を観客に与えたこの曲。オリジナルは、まさに坂道を駆け降りていくようなアッパーなビートに、どこか青さが混じるギターサウンドで、聴き手に爽快感を与える非常にポップな仕上がりになっている。しかし、歌詞をじっくり読み返してみれば、赤裸々な感情がそのまま綴られていた。今回収録されているのは、披露されたバンド編成ではなく、光村1人の弾き語り。この“バイシクル”だけは、凝ったアレンジもなく、丸裸のままだった。しかし、静寂に満ちた始まりは、申し分なく、とても優しかった。そして、徐々胸に抱えた苦しみを吐き出すかのように、光村は、自分自身を曝け出していく。彼が小学生の頃から夢見たバンドマンになり、理想を手に入れたからこそ、向き合わなければならない現実があった。その狭間でもがき続けた姿を、何一つ隠すことなく、歌に託す。それが今、ようやく確かな物語となり、美しく奏でられている。一人一人に起こった問題やバンド継続の危機など、数えきれないくらい乗り越えなければならない事があったのだろうけど、その過程で得た事や経験が確実に成長させ、そして、音楽の中でしっかりと生きている。それが何よりも彼らの強みであることを、“バイシクル”は物語っている。




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by musicorin-nirock | 2015-02-11 10:21 | MUSIC

“ Burning tree ” / GRAPEVINE

先月28日にリリースされたGRAPEVINE(以下バイン)の約2年振りのニューアルバム『Burning tree』。今作品で13枚目。そしてレーベル移籍後初のアルバムでもあり、発売前から大きな注目を浴びていた。実際に「大傑作」と唸る音楽ライターの方々の声を、雑誌やTwitterで目にする度に「早く手に入れたい!」という気持ちを抑えきれなかったリスナーが、大勢いたのではないかと思う。勿論、私もその一人だった。

決して派手なアルバムではないが、オープニングを飾る“Big tree song”が、所々に加わる打楽器や、メンバーによるハンドクラップも入ったことでハンドメイド感が強く、温かみと、何より生命力に溢れており、そこに“KOL(キックアウト ラヴァ―)”と爽快で浮遊感あるギターロックが続いた事で、久しぶりに「ポップなアルバムだ」という手応えを感じた。しかし、この期待を良い意味で裏切るような、冷ややかな空気を纏うサウンドに合わせ、心理描写を歌う“死番虫”と、アコギとピアノのアンサンブル、その裏で鳴り続けるストリングス(チェロ?)という美し過ぎるイントロから胸が締め付けられ、思わず目が潤んでしまった“Weight”が、心の深い部分をゆっくりと抉り続けていく。中盤にかけては、移籍ソング“Empty Song”の勢いのある分厚いロックンロールに、80年代のディスコ・グルーヴを強く感じさせる“MAWATA”など、ライヴでノれる楽曲もあり非常にバラエティに富んでいる。しかし、アルバムの後半には、スケール感のある、壮絶なバンドアンサンブルが淡々と展開されていく。彼らが積み重ね上げてきた全てから、余計な物を削ぎ落とし、更に磨き上げたバインにしか描き出せない音風景。そして、ラストの”サクリファイス”を聴き終えた後「感無量」という言葉しか出てこなかった。

そして、そこに一人ぽつんと立つ、このアルバムの主人公がいることに気づく。ヴォーカル・ギターの田中和将だ。私が、このアルバムの「リリック」に注目せざるを得なかったのは、彼が今の自分自身を、素直にさらけ出してしまっていたからだ。

前作『愚かな者の語ること』では内輪ノリ的な内容の歌詞が多かった。バンドメンバーとのセッションから曲作りが始まり、出来上がった曲に合わせ言葉遊びを交えながら、実験感覚で言葉を乗せていく。そんな空気感が全体的に漂っている。しかし『Burning tree』では、今の田中そのままの姿が、切々と綴られている。彼に芽生えた父性が、次の世代への愛や希望を願う。また、20年以上バンドマンをやってきたキャリアから見える自分自身に、どこか諦めを感じながらも、自問自答を繰り返す事で「生き抜いてやる」という底力を見せる。その背景には、明らかに彼が「死」を意識している事も実感できる。そして、メロディに乗る彼のヴォーカルからは、静かな情熱がひしと感じられるのだ。

かつて、田中が自分自身の過去と向き合い、初めて作品として生み出したのが3rdアルバムの『Here』である。表題曲の“here”では、自身の過去を辿り、もがき続ける心模様を淡々と描きながらも、<君や家族を/傍にいる彼らを/あの夏を そういう街を/愛せる事に今更気付いて>と「受け入れよう」と、最後の最後で力強く放つ。ところが、私はこの『Here』をどうしても好きになれなかった。どことなく痛々しく、何度聴いても辛い気持ちになってしまう。そんな単純な理由だ。しかし、それ以降のバインを聞き続けていくうちに、田中にとっては、音楽の中で過去と向き合うことが、大切な作業である事を実感していく。『Here』以降の作品にも、彼のもがきは顔を出すが、そういった過程の中で、表現者として確実に成長を遂げていく。そして、『Burning tree』で彼は、今でも一人抱えているであろう哀しみや痛みを、アルバムのテーマに変えたように感じる。それは、時と共に「受け止め方」が変わったと言えるし、何より、優れた作品を生み出そうとする、ミュージシャンとしてのプライドが、垣間見えるのである。

アーティストが表現し続けていく中で、作品に身を投げ出さねばならない瞬間は、必然的に起こってしまう事なのだろう。自分をさらけ出す事は、言ってしまえば一つの「賭け」だ。独りよがりになってはならないし、第一受け入れてもらえるか、今まで付いてきてくれたリスナーの反応が、アーティストの未来を決めてしまうとも言い切れる。しかし、さらけ出すことによって、歌詞に奥行きにが生まれ、サウンドはさらに成熟する。リスナーから見ても、アーティスト像が明確になることで、生み出されたが作品がよりリアルに心に届くのだ。

今回、田中の書いた「リリック」は、曲のクオリティを上げる為の選択肢の一つだったとしても、人間臭いこのアルバムを聴いて、何も感じる事の無い人はいないだろう。なぜならば、内に秘めた情熱がさらけ出されたことで、バインは自らが<燃えるような存在(サクリファイス)>であることを、はっきりと証明しているからだ。曖昧さを好むバインが見せた生々しさは、人を強く惹き付ける。間違いなく、私の人生に於いても確実に、響き続ける一枚になるだろう。


Burning tree (初回限定盤)

GRAPEVINE/ビクターエンタテインメント

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Burning tree (通常盤)

GRAPEVINE/ビクターエンタテインメント

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by musicorin-nirock | 2015-02-04 21:43 | MUSIC | Comments(2)

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